北海道のウニって、天然ばかりかと思っていたら、
育成して放流しているのもあったんですね。
広尾町では、エゾバウンウニの採卵と人口受精を行っていて
受精卵を、育成して、体調が1センチくらいになる秋ごろに
放流するそうです。
この取組は、1989年から資源管理を目的に始められて
今年は、150万粒の放流を目指しているそう。
人口受精は、メスウニの底の部分の口器を切り取って
体内を海水をかけて刺激を与えると、頭部の生殖口からオレンジ色の
卵を放出するそうで、それに、オスウニから採取した精子を
水槽でかけ合わせることによって行われるのだそうです。